【超入門】 “ライフガードチューブ の 使い方”
ライフガードチューブとは、海で使う救助器材です
世界でもっとも普及している ライフセーバーの必需品
GUARD ライフガードチューブ(チューブ)は、ライフセーバーがパトロールをする際に最も使われている救助用の浮き(救助器材)です。国内シェアトップの救助器材として、GUARD ライフガードチューブは日本全国の海水浴場で使用されています。
非常に強度の高い救助用の浮き “GUARD ライフガードチューブ”
素材に高品質発泡ウレタンを使用している為、溺れた方を十分に確保出来るだけの浮力があり、且つ遊泳者が多くいる海水浴場の砕波帯(ブレイクエリア)においても安全に携行できる特徴があります。
ライフガードチューブの最大の特徴
チューブのフックをとめ、丸めて浮き輪状態にできる事
チューブの最大の特徴は、チューブのフックをとめることで丸めて浮き輪状態にできる事です。波のある海上で溺れている人を救助する際に浮き輪状態にする事で、溺れている人の顔が安定して海面に浮き上がる状態になるのでライフセーバーは安心して救助活動に専念することが出来ます。
チューブの基本的な使用方法
- ライフセーバーがチューブを引っ張りながら泳ぎ、溺れている人に近づきます。(溺者と一定の距離を保つ)
- 溺れている人の背中側から脇の下にチューブを通し救助者の背中側でチューブの両端のフックをとめて浮き輪状にします。
- ライフセーバーが泳いで引っ張りながら、溺れていた人を岸へ戻します。
チューブの使い方 動画
チューブの取り扱い方
チューブは普段、棒状です
チューブは普段、棒状の状態で手に持ちます。救助に向かう際は、チューブの端にある黒いリーシュ(紐)を肩からたすき掛けにし、チューブ本体を片手で持ちます。
黒い紐を肩からたすき掛けにした状態(後方)
監視時のチューブの持ち方
監視時は、チューブの端にある黒いリーシュ(紐)をチューブ本体に巻き付け、片手で軽く抱え持ちます。
どうして棒状なのか?
溺れている人を助ける場合、1秒でも早く駆けつける事が重要です。最初から浮き輪状の形だと水の抵抗を受け、泳ぐスピードが落ちてしまいます。棒状のチューブだと水の抵抗が少ないぶん、波のある海であっても早く溺れている人に近づくことができます。
チューブ 使用上の注意点
- チューブは水難救助を目的としてつくられた浮環(うきわ)ですので、浮環以外の用途でご使用されることは、ご遠慮ください。
- 本体両端に急な強い負荷をかけますと、本体表面が裂ける恐れがありますので使用される際はご注意ください。
- 製品の製作工程にてチューブ表面をコーティングする際に出来てしまうインク溜りやシワの部分が引っ張られることによって製品両端が裂けてしまう恐れがございます。※万が一、赤い塗装部分が裂けてしまっても画像の通り、ストラップ部分はチューブ本体を貫通しており、高密度の発泡ウレタン(エイソライトフォーム)が詰まっている為水中で浮環として使用される場合には差支えはございません。
チューブ 保管上の注意
- 使用後は必ず水洗いをし、水気を拭き取りましょう。特にストラップ部分はよく乾燥させてから保管してください。
海水の塩などがついたまま保管すると劣化・破損の原因となるため特にフック・ストラップの箇所は念入りに洗浄をしましょう。 - 日光が当たる場所で保管すると、色落ち、劣化、破損の原因となる為、屋内で保管することが望まれます。屋外で保管する場合にも日光の当らない場所で保管してください。
- 保管する場合には本体上に重い物など負担になるものは置かないでください。
- 本体リングとフックを結合し、輪っか状にしたままの保管は製品を傷める原因になります。
- ストラップを本体に巻き付けたままでの保管は本体に強い力が加わるため破損の原因に繋がります。